【ネタバレ感想】アニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』第13話「無自覚」
【ネタバレ感想】アニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』第13話(通算第61話)「無自覚」
2026年1月10日、ついに『炎炎ノ消防隊 参ノ章』第2クールがスタートしました!新年早々、あまりにも衝撃的で、それでいて「炎炎らしい」シュールさが爆発した回でしたね。
総評:絶望の淵で「チャラ男シンラ」に笑い、アイリスの変貌に戦慄する
第2クールのスタートということで、まずは新オープニングの映像美に圧倒されました。物語がいよいよ最終局面へ向かうことを予感させる、重厚で熱い演出。スタッフ陣の気合が画面越しに伝わってきます。
今話のタイトル「無自覚」は、文字通りドッペルゲンガーに体を乗っ取られていたシンラの状態を指していますが、同時に世界が「無自覚」のうちに破滅へと作り替えられていく恐怖も孕んでいました。シリアスな世界情勢と、金髪ピアス姿になったシンラのギャップ……この絶妙なバランス感覚こそ、大久保篤先生作品の真骨頂と言えるでしょう。
特にアイリスの能力覚醒という爆弾を放り込んできた構成には、原作既読組も未読組も等しく「これからどうなるんだ!?」と手に汗握ったはずです。
第13話
アドラで大災害前の世界を視ていたシンラが目を覚ますと、そこは3ヶ月も時が流れた浅草の第8仮設秘密基地。しかも、鏡に映った自分の姿は……まさかの金髪・ピアス・全身タトゥー!
- 記憶がない3ヶ月の間に、ドッペルゲンガーがシンラの体を支配
- ヴァルカンにタトゥーを彫らせ、アイリスに暴挙を働くという最悪のヤンチャぶり
- 戻ってきたシンラが自分の「ダサい」姿に顔を赤くして悶絶するシーンは、今期屈指の爆笑ポイントでした
しかし、笑ってばかりもいられません。シンラが不在の間に、世界にはすでに7本の巨大な柱が出現しており、残り1本で「大災害」が完成するという絶望的な状況。さらに、聖職者として火を恐れていたはずのアイリスが、自ら火を操る第3世代として覚醒していたという事実は、世界のルールが根底から覆りつつあることを示唆しています。
「大災害前の人間と、今の人間は違う」というリヒトの言葉。ドッペルゲンガーが人々のイメージの集合体であるならば、シンラが悪魔として振る舞ったことも、アイリスが火を出したことも、すべては民衆の「無自覚な願い」の具現化なのかもしれません。
次回予告
第14話は「日輪を背に」。ついに浅草の若頭・紅丸が、先代であり師でもある新門火鉢のドッペルゲンガーと対峙します。親子の絆、そして「火消し」としての覚悟。再び作画崩壊レベルの神バトルが観られる予感しかありません!